リフォーム工事の流れの説明ってとても簡素な説明が多いですよね。中にはどういう事をやっているのか知りたい方もいらっしゃると思い、私が説明したいと思います。
前々回の記事でルーフィングの種類と役割について説明できたと思います。第一工程がルーフィングです。第二工程は屋根本体を葺きます。
横葺きという文字通り横に長さを持つ屋根を今回は使っています。この屋根は流れ方向への働き幅が小さくて複雑な屋根に適しています。反対に働き幅の大きい屋根材は大きい面積で形が単純な屋根に適しています。
住宅では横葺きが好まれる傾向が多いです。ただ近年、片流れの平たい屋根にして縦平勘合式という屋根も流行ってきています。
横葺きは横方向に通りよく葺かないといけないので、割り付け等した方がいい屋根です。曲がって葺いていくとはめ込みが合わなくなって外れます。
第三工程が屋根本体立ち上げと棟下地取付です。横葺きははめ込みの部分に水が吸われて横に水が走る現象が起きます。なので棟や谷部分で切りっぱなしは極力しない方がいいです。今はケミカル面戸とか谷にコの字キャップとかありますが僕的にはあんまり信用できないです。
第三工程が板金棟取付です。ビス止め派と釘止め派に分かれますが僕は釘派です。
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