最近は瓦屋さんが雨押えと捨て谷をやることが多くなった気がします。久々に瓦屋根の捨て谷やってきました。
今回変わった点がありまして、使用材料に指定がありステンレスです(大谷の部分のみ)。多分皆さんの想像してるステンレスはピカピカで顔が映るやつだと思うのですが、カラーステンと呼ばれる色付きのステンレス使用しています。値段は高いけど・・・コスパはいいと思います。
なぜなら、大谷は特に腐りやすいからです。風で雨や水、周りに木があれば葉っぱ、そして害獣たちの糞尿などが溜まり、傷みやすい場所です。
←この壁にぶつかるまでの部分が大谷。ステンレスです。
猫やタヌキ、ハクビシンなどが用を済ませるトイレになりやすいです。
画像見てもらうとわかると思うのですが、結構勾配が早い(勾配が急という意味)です。水の気持ちになるとこれはウォータースライダーという事になりますかね??
これはもうウォータースライダーでいいんじゃないでしょうか?(笑)
まぁ、冗談はほどほどにして。仕事はしっかりやりましょう。台風で雨風が吹き込んでも良いようにしっかり立ち上げ作ります。
大工さんに「天井貼るからそんな奥まで水いかないからもっと手前でいいんじゃない?」って言われたけど、俺は無理です。というか、手前で立ち上げ作ると多分瓦屋さんに立ち上げを切られるか、ブチギレられるので(笑)
構造的に雨漏りすることはないようにしていますがつなぎ目や当て板などをしたところにはコーキングを盛っておきます。見た目は悪いけど外壁や雨押えで見えなくなるのでお守りとして塗って完成です。
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